めくるめく雑記帳

生活記録/買ってよかったもの/読書感想

同時に複数のことをするということ

「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があるけれど、同時に複数のことをうまくやろうとすると、どっちもうまくいかないことが多い。 例えば何かを食べながらネットサーフィンをすると、ほぼ100パーセント、今食べたものがどんな味でどんな見た目だった…

江國香織『流しのしたの骨』―家族って独特だよね

この前Twitterを見ていたら 「#名刺代わりの小説10選」というハッシュタグがあったのでやってみました。要は自分の好きな小説を10作品挙げるというものです。 これ、他の方が挙げている作品名・作家名をみていると「そうそう、その小説も気になっていたんだ…

音楽は好きだけれど、生演奏にそこまで興味を持てないという話

以前からずっと漠然と思っていたことについて、いつまでも脳内に入れておくのは気持ち悪いので書き出してみようと思います。 私は音楽を聴くのが好きなのだけれど、ライブやフェスというものに実はそこまで興味がないということについてです。 「音楽は好き…

為末大「諦める力」に思う、辞めどきの見極め方

為末大さんの「諦める力」を読みました。 // リンク 日本人は「やめる」「諦める」と言う言葉の背後に、自分の能力が足りなかったと言う負い目や後ろめたさや敗北感を強く持ちすぎるような気がする。 (為末大「諦める力~勝てないのは努力が足りないからじ…

noteはじめました

表題の通りですが、noteをはじめてみました。今までアカウントだけ作ってあって投稿などはしたことがなかったのですが、何記事か投稿してみました。 note.com 記事を投稿して思ったこと レイアウトの見せ方にこだわろうと思えばいくらでもこだわれてしまうブ…

『小さいおうち』(中島京子著)を読んで思う、人の話を聞くことのあやうさ

たとえば誰かと話をしていて、相手の話が何だか的を得ないままだらだらと続き、そもそも何で私にそんな話をしてくれるんだかその真意がさっぱりわからず、「結局あの人何が言いたかったんだろう?」と思っていて、数年後、

人の話を聞けない

人の話を聞くのが、あまり得意ではない。 リアクションが下手、とか、気の利いた声かけをできない、といった、二次的な意味ではない(もちろんそれもあるけど)。単純に「人の話を聞いて、正確に相手の言っている内容を脚色なしで脳に取りこむのが難しい」と…