なんてことない日記というものを時々書きたくなる。ので書いてみた。
1月24日(日曜日)
息子のズボンを買いに行く。
レジ横のコーナーで、推定2歳くらいの男の子と、そのおばあちゃんがしている会話が聞こえる。 おそらくママは何か別の用事があってどこか別の場所にいて、このあと合流するのを待っているようである。
おばあちゃん「だめよ〇〇ちゃん、今日はおもちゃは買わないよ、この前もおんなじようなの買ってもらったでしょ」 (※すごくやさしい口調)
男の子「やーだ」 (※甘え口調)
おばあちゃん「でもほら、ママと約束したでしょ、ほら、こっちのお菓子だったら買ってあげるから、ね」 (※すごくやさしい口調)
男の子「やーだ、こーれ。これがいい」 (※甘え口調)
というやりとりを、ずーっと5分くらい繰り返している。
微笑ましすぎてにやにやする私(他人)
男の子目線で「がんばれ!あともう一押しすればおばあちゃんおもちゃ買ってくれるかもよ!?」と思う私と、おばあちゃん側の心情で「ママ!そろそろ来てあげてください!」と思う私のせめぎあい。
ほどなくしてママ登場。 なぜか胸を撫でおろす私(他人)
うちの子にもああいう時期あったな。 永遠に続くと思っていた時期は永遠じゃないんだな。
1月25日(月曜日)
◇家事を可視化したくて「家事表」というものを作ってみた。
印刷して台所に置いて使ってみたらなかなか良い感じ。やった人の名前を各タスクの横に書く想定。
目的としては
・掃除機をかけるのも、風呂そうじも、別に毎日するほどじゃないと思っているんだけれど「あれ、前回いつやったっけ?」となりがちなので、前回やった日を忘れないようにするため
・家事分担のため。(でも事前にきっちり決めておくほどでもないので、やったときは、やった人の名前を各タスクの横に書くことで、家事分担のバランスが取れたらいいなという目論見)
・重複防止のため(あ、私もトイレ掃除したけど、夫もトイレ掃除してたのかー、みたいになりすぎないように)
もうちょっと使ってみて様子をみてみることにする。
◇息子「漢字練習が嫌いすぎて宿題やりたくない」と言う。
「じゃあさ、一行書き終わったら、みせて!そしたらママとぎゅーーー!ってしよ?」と提案したら、一行終わるごとに小走りで見せに来る。「おおおおおおおお書けてるううううう!いいね!上手!!!」と大げさに言いつつ、熱い抱擁を交わす。がぜんやる気を出す息子。単純すぎる。
あからさまに娘が「あーお兄ちゃんとばっかり」と言って拗ね始める。お??と思い、娘に事情を説明する(そうだよね、今ママといっしょに遊んでいるのにお兄ちゃんが来たとたんママが急に興奮してお兄ちゃんとぎゅーってし始めたらわけがわからないよねえ、かくかくしかじかでお兄ちゃんは漢字の練習がイヤすぎて、でもこうやってママとぎゅーってするとがんばれるとのことなのでそうしているんだ。だからもちろんあなたが大好きだ)娘は少し納得した様子。娘ともさらに「おおおおお大好きだよおおおおおおう」という熱い抱擁を交わす。
1月25日(火曜日)
◇娘の幼稚園、今日はお弁当を持って行く日。デザートにりんごを入れてほしいという。
◇「りんごを弁当に入れるときは変色防止のため塩水につけるもの」と思っていたが、ネットで調べたらはちみつにつけた方が効果的というのを知る。塩水につけたりんご、味が変わっちゃうんだよなあ。と思っていたので、これはいいな。
自分の中の常識というものがある。 「こういうときはこうするもの」みたいに。
それをわかったうえで「もっといいやり方ないかな?と疑ってみることができる」のは、わりと心に余裕があるというバロメーター。
娘は「お弁当を持っていく」というだけでものすごく喜んでいて「今日は!!!お弁当を!!!持っていく日!!!!」と言って起きてきた。すごいな。これだけでこんなに喜べるのか。