読書
吉田修一さんの小説、振れ幅ひろすぎ。 ほんとに。振れ幅が広くてびっくりする。 わたしが今まで読んだことある吉田修一さんの作品は、『パレード』『悪人』『横道世之介』『パーク・ライフ』『熱帯魚』『春、バーニーズで』『最後の息子』、そしてこの『7月…
遠野遥さんの『破局』は、芥川賞受賞をされて話題になった当時に読んだのですが、最近また読み返してまた感想を書きたくなったので書きます。とにかく「いろいろ語りたくなる」作品なんですよねこれ。。 ※以下、私の推測を多分に含む感想なので、小説の読み…
自分の価値観というものについて「この価値観、どこからきてるんだろう?何の影響なんだっけ?」と思うことがある。 「これはかっこいい」「これはかっこよくない」という、漠然とした主観というものが、自分の中にいろいろあるなあ、と思う。 むかし、自分…
高校1年の夏休み、太宰治の『女生徒』を読んだ私は度肝を抜かれた。 "えっ、ちょっと待って...??どこのページを開いても、私が普段考えていること―しかもこんなこと口に出してもしょうがないことだからそっと心の中にしまっておこうって思っていた感情ばか…
この前Twitterを見ていたら 「#名刺代わりの小説10選」というハッシュタグがあったのでやってみました。要は自分の好きな小説を10作品挙げるというものです。 #名刺がわりの小説10選 っていうハッシュタグおもしろいので私もやってみる。短編〜中編で好きな…
為末大さんの「諦める力」を読みました。 // リンク 日本人は「やめる」「諦める」と言う言葉の背後に、自分の能力が足りなかったと言う負い目や後ろめたさや敗北感を強く持ちすぎるような気がする。 (為末大「諦める力~勝てないのは努力が足りないからじ…
// リンク たとえば誰かと話をしていて、相手の話が何だか的を得ないままだらだらと続き、そもそも何で私にそんな話をしてくれるんだかその真意がさっぱりわからず、「結局あの人何が言いたかったんだろう?」と思っていて、数年後、そのことなどすっかり忘…